しばらくここの訪問者数を見てなかったのだが、今日チェックするとここ数日すごい数だ。
8/11(木)から順に、39、23、15、42、28、37。 いつも多くて20人、少なくて8人くらいなのでこりゃびっくりだ。ボーっとしてるうちに開設以来累計3000人を突破していた。 8/11には「清峰の勝利に感動」を書いているから、その効果だと思う。それ以来更新してないのにご訪問してくださった方、すみません。 そこでもう1本、清峰について書こうと思う。 いつも高校野球は結果くらいしか見ないのだが、 「ひいきのチームがあるってこんなに素晴らしい」 と思ったのは久し振りだ。 試合日時を前々から確認し、テレビにかじりつき、一球一球に一喜一憂し、勝っても負けても涙が出てくるほど感情移入したのは、87年の沖縄水産(エースだった上原晃氏への思いをここで綴っている)以来じゃ~ないか。 1回戦の対愛工大名電戦を延長の末制し、2回戦の対済美戦へ。 …なんでこんな強いとことばかり当たるのだ? でも1回戦の記憶が鮮明で、なんかやってくれそうな気がしていた。 序盤であの済美から5点取り、その後森選手の3ランホームランなども出て8点。 済美も反撃しているが、8-3なら落ちつきのある清峰のこと、まず大丈夫だろう。 と私は、発熱した息子②を安心して病院に連れていったのだった。結果は9-4で清峰の勝利。 ミラクル清峰。 勝手にそう呼びたくなった。 大逆転劇を演じるなどしたチームが「ミラクル」と呼ばれるのだろうか。 だとしたらちょっと違うかもしれないが、前評判で全く話題にならなかった初出場のチームが強豪2校を連破したこと自体、ミラクルじゃ~ないか。 どんな強豪も、初めは無名校。 強豪がまた新しく生まれる瞬間に、自分は立ち会っているのか。 …いつもながら大袈裟である。 それだけ気持ちを揺さぶられたという事で。 こんな強いとこと2回続けて当たったんだから次は。 …大阪桐蔭…。 また優勝候補らしい。ピッチャーがいいらしいぞ。 清峰は1・2回戦と同じく先攻だった。 いきなり、150キロ台の豪速球。 …長崎に、こんな速い球を投げる人はいるのか。 つまり、清峰ナインはこんな球打ったことあるのか。 といらぬ心配をしたが、清峰の選手はよく見極めようとしている。 1回の裏にいきなり桐蔭から3点取られたが、清峰ナインはなんか落ち着いているのだ。 あわてているのは、テレビの前の自分ばかりである。 3点くらいで動じてないように見え、このくらい大丈夫だと思い直す。 しかし、なかなか清峰の得点に結びつかない。 チャンスはあったし、桐蔭の辻内投手はストライクが入らなくなることもあったが、それでもうまく抑えられてしまう。 私は上原晃氏のファンだったせいか、豪速球投手に ①球は速いがコントロールは怪しい ②心理的に揺さぶられると弱い ③暴投して自滅 という勝手なイメージがあり、清峰の打者たちも心理的な要因をかなり意識してバッターボックスに立っていたように思う。 しかし辻内投手は四球で出塁を許すことも多かったが、きちんとまとめていた。 9回清峰の攻撃では、大石剛選手のホームランで1点を返すことができた。 さすがの辻内投手にも、疲れと動揺が見える。 さらにランナーを出し、2アウトながら回ってきたのは3試合を力投し、過去2試合では自らのバットで得点している古川投手。 つなげろー。つなげろー。 古川選手は投手だけあり、テレビの画面に映る回数が多いので、勝手に親しみを感じている。(他の選手の皆さんごめん) 顔つきはナヨッとした感じだが、その奥には冷静に投げぬいてきた強さがある。私が映画を撮るならこの人を天草四郎役に使いたい。(何を言ってるのだ) 古川選手はファウルで粘る。 打たなくてもいいから、1番につなげろー。 これで終わりにしたくないー。 たぶん、ご本人も同じことを思っていただろう。 祈るような気持ちで見ていたが、バットは空を切った。清峰の3つ目の金星はならなかった。 清峰ナイン、おつかれさま、ありがとう。 応援できるチームがあることがこんなに楽しいと、何年かぶりに思った。 選手たちの今後はいろいろだろうが、甲子園に出られた栄誉をおごることなく、この夏見せてくれたプレー同様冷静に生きていってほしい。 1、2年生はまたセンバツや来年の夏に、このおばはんに夢を与えてくれー。 余談だが攻撃中にブラスバンドが演奏する曲って、選手のリクエストも入れているのかな。 好きな曲で応援してもらえると嬉しいだろうなと思う。 私ならモダンチョキチョキズの「ピ ピカソ」がいいです。 愛工大名電が演奏してた「ヤットデタマンのテーマ」が懐かしくて興奮したけど、きょうびの高校生はこんな歌知ってるのか? 清峰の軌跡です。→長崎新聞「GOGO!清峰」
by akasatana-xyz
| 2005-08-17 08:58
| 清峰をこっそり応援する
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